メンバー自己紹介 菅田悠介
投稿日:2020年07月19日 (日)
メンバー自己紹介 菅田悠介
代表理事の菅田悠介です。慶應義塾大学環境情報学部を2019年の秋に卒業したのちに、小田原の古民家に移住し、都内のインフラ企業に往復4時間くらいかけて通いつつ、新米わな猟師をやりながら、NPOにて食について考えるきっかけ作りをしています。
大学では狩猟や生態系やソーシャルイノベーションについて学びながら、8畳ワンルーム5人暮らしの居候先でワイワイしていました。
食や狩猟やソーシャル系に興味を持ち始めたのは、大学一年生の時の鴨の解体体験がきっかけです。それから食べ残しができなくなって、怒りを覚えるようになって、食料廃棄問題に興味を持ちはじめました。
食べることが当たり前になりすぎてしまったこと
食料廃棄問題の原因は数え切れないほどあるし、多様で複雑に絡み合っています。その中で自分が一番強い関心を持っていることは、「食べることが当たり前になってしまったのではないか?」ということです。「食べる」の裏側。当たり前の裏側について、もっとみんなが知ったり体験する機会が増えれば、ソーシャルイノベーションにつながるのではないか。そんな想いから自分の活動は始まっています。
PCCP
大学時代に所属していたすずかんゼミにて学んだ、ソーシャルプロジェクトにとって大事なフレームワークとして「PCCP」と呼ばれるものがあり、以下の四つになります。
- Philosophy:組織や個人が一貫して有する変わらない哲学、創りたい社会
- Concept:プロジェクトごとに変わっていくテーマ
- Contents:具体的な内容
- Program:内容を実現するための5W1H+HowMuchできちんと落とし込んだもの
このフレームワークは、何かに悩んだ時やプロジェクトを進めていく上でめちゃくちゃ大事な要素になると思っているので、MOTTAIでも取り入れています。他のメンバーもPCCPを持っていると思うので、ぜひ聞いてみてください〜ちなみに現段階において自分のPCCPはこのような感じになっています。
- Philosophy:当たり前の裏側にアクセスしやすい社会
- Concept:「食べる」について考える場を増やす
- Contents:食の体験 都市と地方をつなげる仕組み作り
- Program:狩猟体験 食べ残しの持ち寄り料理会 食に関しての発信
これからやっていきたいこと
農家や猟師や漁師などの一次産業に関わる人と、都会に住んでいる人がワイワイできるような空間を作っていきたいと思っています。そして都会の人たちにとって、一次産業に関われるような場所が観光地としてではなく、心の拠り所として思ってもらえるような体験を増やします。