NPO法人MOTTAI 設立
投稿日:2020年07月17日 (金)
NPO法人MOTTAI 設立
法人名に含まれる「もったいない」という言葉の語源は仏教用語「勿体(もったい)」からきていると言われています。「勿体」は今では、重々しいとか風格や品位という意味ですが、元は「物のあるべき姿、本来持つ価値、本質的なもの」というような意味でした。この本質的なものや価値が失われてしまうのを嘆いたり惜しんだりすることから「もったいない」という言葉は生まれたとされます。この「勿体」という言葉を現代社会に打ち出し、物事の本来の価値や本質的な部分について考え直すようなきっかけを増やす。そんな想いを込めて「MOTTAI」という名前をつけ、NPO法人 MOTTAIを設立しました。
MOTTAIとは
「農家や漁師や猟師の知り合いがいる人はいますか」
ーーー 聞いてみても誰も手が上がらない。これがある都市部の現状です。第一次産業に関わる知り合いがいる都心部の人が徐々にいなくなり、メディアやSNSを通した二次情報で知った気分になり、「食べる」ことが当たり前のこととなってきています。 このような現状の中で必要なのは、食について考えたり当事者意識を持ったり、もったいないを意識するようなきっかけを増やすことだと思います。 NPO法人MOTTAIでは、ビジョン「当たり前の裏側にアクセスしやすい社会を創る」、ミッション「ひとりひとりが当事者意識をもてるように」を掲げて、実際に触れたり見たり体験したり一次情報を増やすことに取り組んでいます。「実はこんな感じになってたんだ」と、驚くことから一緒にはじめてみませんか。
設立の背景
廃棄になりそうな食材を持ち寄る料理会「モッタイNight!!」の活動が他の団体や地域で広がり始めたり、小田原市と慶應義塾大学で行っていた狩猟体験事業「罠オーナー制度」が様々な人が関わるようになっていきました。それらの活動の中で生まれた哲学やミッションが、一部の人が死んだら無くなってしまうのが勿体無いと思ったこと。同じ想いを持った人を横でつなげること。より多くの人に関わってもらい、持続可能な形でミッションを実現していくこと。これらの理由などが設立の背景です。
MOTTAIの由来
「もったいない」の語源について知っていますか?この言葉は仏教用語「勿体(もったい)」からきていると言われています。「勿体」は今では、重々しいとか風格や品位という意味だけれども、元は「物のあるべき姿、本来持つ価値、本質的なもの」というような意味でした。 この本質的なものや価値が失われてしまうのを嘆いたり惜しんだりすることから「もったいない」という言葉は生まれたとされます。この「勿体」という言葉を現代社会に打ち出し、物事の本来の価値であったり本質的な部分についてを考え直すようなきっかけを増やす。そんな想いを込めて「MOTTAI」という名前をつけました。
法人概要
NPO法人MOTTAIの法人概要は次の通りです。
- 所轄庁:神奈川県
- 主たる事務所の所在地:神奈川県小田原市米神247番3
- 従たる事務所の所在地:-
- 代表者氏名:菅田 悠介
- 設立認証年月日:2020年03月06日
- 定款に記載された目的:この法人は食料廃棄問題や環境問題に関心が薄い人たちに対して、食育や環境教育に関する事業を行い、様々な人を巻き込みながら食料問題や環境問題の根本的な解決に寄与することを目的とする。
- 活動分野:社会教育/まちづくり/農山漁村・中山間地域/環境の保全/子どもの健全育成
- 法人番号:6021005011891